2010/07/25

ビューティフルライフ、その後

俺は、沖島柊二


杏子があの世に行ってしまってから、しばらく経ち、
あの浜辺のお店も、もうたたんでしまった。


杏子が死んでから建てたお店だけど、
実は、中のいい友達には知らせずにしばらく続けていた。


なんとなく、懐かしくなってみんなでその場所に行くことなった。
訪れたそのお店は、少しだけあのころの面影を残していた。


しばらくみんなと、あのころの話で盛り上がる。
もう悲しみなんて、無くなってしまったと思っていた。


だけど、なんだか急にあの頃のことが思い出され、
どうしようもないくらいに、涙が止まらなくなった。
そして、無性に杏子に会いたいと思った。


杏子とこのお店をやっていたら、どんなに楽しかったことだろう。
杏子のあの笑顔にまた会いたい。










そんな悲しみに押しつぶされそうになりながら、
今、夢から覚めました。


そんなサンデー・モーニング。



聞いてください。
マルーン5で、『サンデー・モーニング』

Wonda & the Heartbreakers

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